ジャニ、時々、サメ

ステージで輝く人たちと、軟骨魚類が好きです。

今こそゲキ×シネで髑髏党に入ろうぜ

こんばんは、つかたんです。

いやーーーーー、ほんと新型コロナ怖いね!

何が一番怖いかって、こんなにも簡単にエンタメが殺されたことが一番怖い。

春秋花粉症で1月末ぐらいからGWまで気管支がゴミなワタシとしてはもちろん肺炎になるのも怖いっちゃ怖いんだけど。

それより昨今の自粛要請かっこわらいが及ぼしたエンタメへの大打撃が怖すぎるよ…。

とはいえ!少しずつ公演再開だったり、20日から始まる舞台の上演とかが決まってるようなのでこのまま何とか少しでもエンタメを愛するヲタクの心が死なずに済むことを願っています…。

 

で!本題!

劇団☆新感線39周年を記念した39興行の春公演「いのうえ歌舞伎 偽義経冥界歌」(読み:にせよしつねめいかいにうたう)が!3月19日から公演再開という事で!!

まずは公演再開本当におめでとうございます、そしてありがとうございます。

何とか予定されてたライブビューイングの日に再開出来る事、本当に嬉しく思います。

裏で色んな人が本当に本当に頑張ってくださっての公演再開だと思うので、最後まで怪我なく病気なく、進み続けて欲しいと思います。

義経のライブビューイングに関しては上映中止館とか色々あるし、とにかく上映館が多すぎるのと状況が色々変わるっていうのと、そもそも書いてる日がライビュ当日なので()詳しくはこちら!!!(雑でごめん)

www.vi-shinkansen.co.jp

 

で!!ライビュについて見てたら、今ゲキシネ冬の陣真っ只中なことを思い出したのですよ!!

皆さんゲキシネご存知?何か聞いた事あるような気がする?タイムラインでたまに見るような?

わかる。

 

でも普段は現場飛び回ってるから諸々余裕なくて行った事ない?

わかる!!!!

 

っていうか何か作品数多すぎてどれ見ればいいかわかんない??

めっちゃわかる!!!!!

 

でもね、ワタシ、自信を持ってこれだけは言えるんだ。

作品数が多いってことはどれか絶対刺さるやつあるから!!!!

 

てことで、現場がない今こそ

ゲキ×シネで髑髏城の七人キメて、君も髑髏党に入ろうぜ!!!(これリバーブ増し増しでヨロシク)

 

 

すいません、久々のはてブロでちょっとはしゃいでしまった。

という訳で今度こそほんとに本題。

今回は髑髏城の七人ダイマブログです。いえーい!

 

目次作んの初めてだな。お好きなとこにどーぞ!

1.ゲキ×シネって何ぞ。

 

まず、ゲキ×シネとは。

http://www.geki-cine.jp/about/

ここを読んで貰えれば色々詳しく書いてあるんだけど、端的に言うと、エンゲキ×シネマ。全国の映画館で劇団☆新感線の演劇がたっっっっっぷり楽しめます。

でっかいスクリーンで、めっちゃいい音響の中、演劇が楽しめる。ほんと、これ一回でいいから体験して欲しい。

ほら、ヲタクって上映会好きじゃん?←

でもなかなか演劇の上映会って難しいよね…。わかる…わかるよ…布教したいし、されたいけど、カラオケとかレンタルルームのテレビの画面ってなかなか長時間見るに適さない。

ライブ映像とかだと再生音量ガッと上げてわーわー盛り上がって見れるからそんなに環境の悪さを実感しないんだけど、演劇となると、まぁ一気に難易度が跳ね上がるよね…。

何を隠そうワタシも長くテレビ見てられない人間なので超わかる。

でもゲキ×シネは違う!

まず映画館だからそこそこしっかりした椅子がちゃんと一人分ある。

これね、結構大事。カラオケとかレンタルルームだと椅子が固かったり、ソファにみんなで座ったり、フラットでごろごろ出来るとこもあるけどそれってどうしても集中力が途切れてしまう。

映画館だと集中力と共にケツと腰が守られる。夜行バス駆使したりステージ見てるより移動してる時間の方が長かったりするヲタクにとってはこれめちゃめちゃ大事だよね。

で、舞台の本編からカテコまでを上映するので、通称:新感線タイムという言葉もあるぐらいトータルはそれなりの時間なんだけど、1幕と2幕の間にはちゃんと幕間(インターミッション)もある。

お手洗い行くなり、軽食摂るなり、ストレッチするなり、演者の顔がいい…好き…と崩れ落ちるなり、普段の劇場と何ら変わらない感じで過ごして、また席に戻る。

ちなみにゲキ×シネは会場が映画館なので、上映中も何かもぐもぐしたり飲み物飲んだりできる。普段の劇場だとピンと張り詰めた空気がこわくて…みたいな人でも、仕事終わりで駆け込んだ人でも大丈夫。とは言え、ビニールガサガサとかジュースずごごごとかは配慮してね…。そもそも映画館なので外からの持ち込みNGだったりするのでね…。常識の範囲内でお願いします。

普段なら絶対出来ないからこそ、血しぶき吹き飛ぶ殺陣シーンを見ながら肉感たっぷりなホットドック頬張るのはなかなかオツなものです。(個人差あり)

 

2.作品を選ぶ大切さ

 

という訳で、だいたいゲキシネが何かわかってきたところで、次はどれを見るか。

今、ゲキシネ冬の陣で上映されてるのは、あの豊洲に突然出来たIHIステージアラウンドで上演されていた「髑髏城の七人」シリーズです。

上映館とか時間とかどの作品かとか、何か詳しくはこちら。

https://gxcblog.exblog.jp/31030149/

 

やべーーー何か作品いっぱいあるーーーーって思ったアナタ、大丈夫!!!

全部見ようとしたらまず財布より先に腰が死ぬから!!!(何がどう大丈夫なのか)

いや、ゲキシネの何がいいってコスパがえぐいっていうのがあって、何と一回2000円なんですよ。

レディースデーとか毎月1日とかが映画1000円だった頃は「まぁちょっとお高いかもだけど時間長いしな」って思ってたけど、最近そもそもの映画チケットの値段が上がってるのにゲキシネはずっと2000円。

なので、ステアラ上演シリーズの花鳥風月(上弦/下弦)極の6作品全部見ても12000円なんですよ。遠征がぽしゃって手元に使わなかった交通費があるヲタクだったら割と大丈夫なんだよね。東京新大阪自由席より安い。繁忙期のぷらっと片道分ぐらい。

でもね、1回2000円なんですけど、1公演どのぐらいの長さかって言うと、だいたい3時間~4時間です。

びっくりした?グローブ座とか通ってるヲタクびっくりしたよね?

1幕が1時間半で、20分休憩挟んで、2幕が1時間50分とかたまにある。こわい。

これぞ新感線タイムと呼ばれる所以ですよ。ステアラで腰を痛めたヲタクは数知れず…。とりあえず新感線ファンは新しい劇場で公演が決まるとまず座席の座り心地調査が始まる…というと言い過ぎかもだけど、まじで一気に全部見ようと思わない方がいい。ほんとに。

 

コンプ衝動の強いヲタクいるよね?自担いるなら他ステしたいし、何なら全ステしたいもんじゃん?ヲタクって。(くそデカ主語)

自担いるいないに関わらず、何かわかんないけど揃ってないと気持ち悪い気がしてとりあえず一通り揃えたくなるヲタクいるよね?わかる、気持ちはめっっっっちゃわかる。

でもね、とりあえず今回コンプはやめよ。

「普段舞台マチソワで別公演はしごするし~」とか「1日映画館で3本続けて観ることもあるし~」って思っても、とりあえず今回はやめよう。

ゲキシネ(新感線)初体験の人は特にダメ。初日は1本に絞りましょう。まじで。

 

例えば関西だと兵庫の神戸国際松竹とかで3月19日は12:00~/15:40~/19:20~なんですよ。

これだけ見ると「一日3本見れるじゃん~」って思うよね、ワタシも一瞬思った。

ただな、これほぼ本編190分超えるんや…。

 

Season鳥12:00~15:20(本編193分)

Season花15:40~18:55(本編187分)

Season風19:20~22:40(本編193分)

 

幕間がそれぞれ20分で計1時間と、各回の間が20分と25分としてもだよ。してもだよ?

昼の12時から22時40分まで一つの椅子に座り続けるって考えたらどれだけ無謀かわかるよね??

ちなみに電車移動で置き換えると、新函館北斗駅から北海道新幹線東海道新幹線山陽新幹線九州新幹線鹿児島中央駅に行くまでがだいたい2回の乗り換え含んで11時間ぐらいです。4時間11分、17分乗り換え、2時間41分、17分乗り換え、3時間38分です。

つまり。わかるな???(圧力)

 

という事でとりあえず今回は一本に絞って観に行きましょう。

いのちだいじに。腰も大事に。

 

3.記念すべき初髑髏をどれにするか

 

ここまで来ると最初をどれにするか悩むよね~~~~~。何で選ぶのがいいか、迷うよね~~~。わかる~~~~。

と、いう事で、各作品を順番に紹介したブログは多分たっっっっっくさんあると思うので、ここでは「何が観たいか」をメインに紹介していこうと思います。

 

そもそも何でこんな種類あるの

今回冬の陣で上映されているステアラ版の「髑髏城の七人」はSeasonが花・鳥・風・月・極の5シーズン。月は上弦と下弦でキャストが違うので全部で6作品です。ダブルキャストとかじゃないよ。ダブルチームです。新感線っょぃ。

最後のシーズンにあたるSeason極だけは髑髏城の七人をベースにした書き下ろしの「修羅天魔」という作品なので、出来れば髑髏城の七人を履修してからの方がいいかも知れない。

ただ、今後近い日程で髑髏城履修するかわかんないな~って人はざっと髑髏城の基本だけさらって観に行くのもいい。

 

<ざっくりストーリー>

本能寺の変から8年が経ち、世は豊臣天下。都は大坂。

まだ荒れ放題の関東平野には「第六天魔王」率いる関東髑髏党が勢力を広めている。

その髑髏党に追われる「沙霧(月髑髏は霧丸)」

通りすがりの「捨之介」に助けられ「蘭兵衛」が主を務める色町・無界の里へ。

関東無界の里に関わる色んな人と、天魔王・捨之介・蘭兵衛の奇妙な縁(えにし)が動き出す。

 

みたいな感じ(雑)

あとは全部順番に説明してくれるから初見でも全然大丈夫。

先述の通りSeason極だけこれをベースにして、主人公が捨之介じゃなくて極楽太夫になってます。

 

特に「何が観たいか」で選ぶ

髑髏城シリーズは殺陣はもちろん、登場人物のキャラもはっきりくっきりしててめっちゃ見やすい。キャラが立ってるのは言うまでもないんだけど、拍子木が絶妙なタイミングで入るので「ここ!今!この人!この台詞!」って教えてくれる超・親切設計。

その中で「これが刺さる人はこのシーズン」って感じで紹介しまーす。

 

「とりあえず顔がいい男くれ」って人

刀?付喪神じゃなくて?侍?うーん、とりあえず190分、顔がいい男を見たいって人、ようこそ~髑髏沼へ~!

新感線は基本的にメイクが濃いめなのでちょっと好き嫌い出る部分はあるかもだけど、ステアラ髑髏城はまじでイケメンをあらゆる性癖で煮詰めた感じあるのでよかったら見てって。

以下、イケメン箇条書き。

小栗旬→Season花

成河→Season花

森山未來→Season鳥

早乙女太一→Season鳥

向井理→Season風

福士蒼汰→Season月-上弦-

早乙女太一(悪)→Season月-上弦-

鈴木拡樹→Season月-下弦-

竜星涼→Season極

 

個人的な意見な上に、メイクとかカツラの好みがちょこちょこ出てる。

 

「殺陣が見たいんじゃー!血飛沫ばんざい!」って人

戦乱の世?それめっちゃ戦うやつでは?ひゃっほー血飛沫!!って方、ようこそ、髑髏沼へ~~~!!

新感線は劇団員の平均年齢がまぁまぁ高いにも関わらず、めちゃめちゃ立ち回りが多い。殺陣は川原正嗣さんというアクションクラブの殺陣師さんが作っているんですが、びっくりするぐらい走り回ってるし、斬り合ってる。やばい。血飛沫めっちゃ飛ぶ。(語彙)

という訳で基本的に後半の殺陣がえぐいんだけど、中でもえぐいのはやっぱりSeason鳥。

森山未來が天魔王、早乙女太一が無界屋蘭兵衛。

このキャストは2011年の髑髏城の七人(通称ワカドクロ)のタッグなんですけど、ほんとね、観て。(語彙)

あと早乙女太一の役が変わって天魔王で出てるのがSeason月-上弦-なんですが、こっちも悪くないけど、福士蒼汰・三浦翔平がちょっと殺陣として見るには弱いかな…って感じ。

 

「ダークサイドイケメンいいよね」って人

光属性の主人公もいいけど、闇堕ちしたダークサイドイケメンもいいよね~~~悩む姿もいいし、サイコパス気質もいい~~~って人、ようこそ~髑髏沼へ~~~!!

ワタシも自担である風間俊介が演じる役の逮捕歴が増える度に「好きだ~~~~~~」ってなるのでめっちゃわかる。いいよね。顔がいい人が悩む姿って癖(へき)だよね。

髑髏城シリーズにおいての悪役はもちろん「天魔王」ですね。

Season花→成河→無邪気に見せたサイコパス

Season鳥→森山未來→悪い自分に酔ってる

Season風→松山ケンイチ→絶対悪・唯一捨之介と二役で同じ顔な分、対比えぐい

Season月-上弦-→早乙女太一→天下人に対する執着すごい

Season月-下弦-→鈴木拡樹→多分一番クセはない、めっちゃ声がいい

Season極→古田新太→ただただ演技力にひれ伏す

シリーズによってちょっとずつ役作りとか役の解釈が違うので続けて観る人はそこを楽しんでもいいです。

 

「男はバカなぐらいがかわいいよね」って人

静かなのもいいけど、やっぱり男はバカで、熱くて、まっすぐで、決めるとこ決められないぐらいが人間くさくて好き!って人!ようこそ~、髑髏沼へ~~~!!

居るよ!髑髏シリーズに可愛いバカいるよ!←

関東平野の自警団的存在の荒武者隊をまとめる「兵庫」オススメ!

 

雰囲気幼い

須賀健太→Season月-上弦-

木村了→Season月-下弦-

青木崇高→Season花

福士誠治→Season極

山内圭哉→Season風

福田転球→Season鳥

おじさん扱い

 

兵庫はバカキャラなんだけど、ワタシが髑髏シリーズで一番グッとくる台詞は兵庫の台詞だったりするんです。

 

「カッコいい女性好きだよ!」って人

綺麗な女性もいいけど、カッコいい女性もいいよね!好きだよ!って人!ようこそ~、髑髏沼へ~~!!

女優さんってやっぱみんな綺麗だけど、カッコいい演技でビシッと魅せてくれるのいいよね~~~わかる~~~~何でワタシこんなに現場近いのに宝塚劇場行ったことないんだろ…()

ところでSeason極~修羅天魔~は観ましたか?主演、天海祐希で髑髏シリーズ書き下ろしだよ!

えっ、観てない?じゃあ観よう!!!!!()

にこにこしてる天海さん、キリッとした天海さん、切ない表情の天海さん、そしてカッコいい天海さん!!好きでしょ!!観よう!!!

まじで当て書き恐ろしい…中島かずき恐ろしい…ってなる。是非。

 

あと他シーズンの極楽太夫もそれぞれキャラに富んでるんだけど、個人的にはSeason花のりょう、Season鳥の松雪泰子辺りは可愛らしさよりカッコよさが前に出ててよきです。

 

「言うてもやっぱ主人公でしょ」って人

何だかんだイケメン座組になってない?各キャラが立ってるって言っても、やっぱ主人公がある程度どっしり中心にいないとでしょ~~!って人!ようこそ!髑髏沼へ!!

若さ、瑞々しさを加味してのキャストじゃ物足りない…、演劇観るならある程度どっしり「観た~~~」感欲しいよね!わかる!

そんな人はSeason風観よう。主演松山ケンイチ。いいね~、安心感ある~。

花鳥風月の5作の中で唯一、Season風だけが上演当初の一人二役脚本なんですよ。2011年の通称ワカドクロ以降、天魔王・捨之介は別キャストの脚本ばかりなんですけど、この「風髑髏」だけが天魔王・捨之介の両役を一人で演じてます。

衣装は変わるとはいえ、まったく正反対の二人を一人で演じるもんだからまー面白い。二役だからこその演出とかも挟まってて最高。

あと書き下ろしのSeason極~修羅天魔~も主人公は天海祐希さん演じる極楽なんだけど、古田新太の役の強さがえぐい。大阪公演の時、毎日新地で飲んでると思えない。←

関ジャムの支配人とか最近ジャニ絡みだと俺スカとかのイメージが強い人こそ見てほしい。

 

 

だいたいこんな感じだろうか…。

勢いで書き始めたから後半力尽きてる感あるな…。

あと各シーズンの沙霧/霧丸がかわいいとか、ある種ゲテモノ食いに近い(ひどい)雁鉄斎とか、もうあれとかこれとか色々あるんだけど、全然体力足りない…。

ごめんなさい…。とりあえず今回の流れで時間がぽっかり空いてしまったヲタクの皆様、ぜひゲキ×シネ観に行って…。

なかなか普段現場が続いてると190分映画館に缶詰めって出来ないと思うので…。

現場再開等々で各所行かれるヲタクの皆さまくれぐれも体調にはお気をつけて!

最後にもっかいゲキ×シネ~冬の陣~のリンク張っとくね!

全国一覧だとちょっとスケジュール見にくいから近くのスクリーン見つけたら直接サイト飛んでスケジュール見るのがいいよ!

gxcblog.exblog.jp

 

ではでは、お付き合い頂きありがとうございました。つかたんでした。